不動産投資で競売物件を購入する時に気を付けたいこと

 

不動産投資で競売物件を購入する時に気を付けたいこと

 

不動産投資の物件として、あえて競売物件を狙って購入する人がいます。競売物件というのは、物件オーナーが借入金を返済できなくなった時に、担保として差し出していた土地や建物などの不動産を、裁判所が強制的に売却したものを指しています。

 

手続きとしては、債権者が裁判所へ申し立てることによって行われます。裁判所は不動産鑑定士に調査を依頼して、最低売却価格を決めます。

 

そして、競売にかけ、最も高い値段で入札をした人のところに落札する形をとります。最低売却価格は、一般市場価格のおおよそ50〜70%程度だと言われています。

 

ただし、投資のために競売物件を購入するには、注意が必要です。

 

競売物件は経営が破綻したオーナーが出すものですから、物件のメンテナンスが行われていないのが通常です。

 

また、外観以外は、事前に物件を見ることができませんから、雨漏りや破損があった場合のリスクも考えておかなければなりません。よくある事例ですが、残置物が非常に多いのです。大型家電や家具、生活用具などが山のように残っていて、中には仏壇や遺骨などもあって、処分に困ることもしばしばです。

 

さらに、ペットを置いたままで出ていったケースもあり、糞尿や毛が散らかっていることも珍しくありません。

 

ほかにも、権利関係が煩雑なものも多いです。競売対象になっていたのがオーナーの持ち分だけで、実は妻の持ち分のものを後日の交渉で買い取らざるを得なかったりするケースもあります。そればかりではありません。

 

複数の訴訟が提起されているものを弁護士の指導を受けながら対策を協議し、落札後に、再び、継続して裁判をしているものもあるのです。

 

競売物件には、これほど複雑な背景が絡んでいることもあります。

 

ですから、競売物件を買うのは、正常でないものを格安で手に入れるときだけと割り切って考えておくのが安全です。しかしながら、このような問題は含んでいるものの、競売物件がかなり安価であることは間違いありません。事実関係を調査しながら、問題が少ないようであれば、チャレンジしてみる値打はあります。

 

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